高校の入学式で、新入生に伝えたいコト(下書きなんですけど…)
人生はマラソンに例えられる。長い期間を走らなければならない。初めから全力だと疲れて、動けなくなる。ほどほどに休憩を取らなきゃいけない。
ならば君は、どんな人生を歩みたい?
高校3年間で、君は大人になれ。1人で生きていける術を身につけろ。
社会を知れ、将来を考え、どう生きていくかを決めろ。
新幹線の乗り方、飛行機の乗り方、ご飯の作り方、洗濯の仕方、掃除の仕方、人と関わる方法、先輩や後輩との付き合い方、
そして、
「努力の仕方、目標の見つけ方」を身につけろ。
私は一度教師を辞めた。
理由は、なんとなく免許を取ったから。勉強はできた、部活もやった。先生からの評価も良かった。一人暮らしもして、ほどほどに大学生活を謳歌した。
生きる力はほどほどに身についていた。
だが、将来についてそれほど深くは考えていない。
なんとなくとれた免許、なんとなく合格した採用試験。安定した職というレッテルに惹かれてそうなった。
その結果、やりたいことを探して少し遠回りして、またこの道に戻ってきた。
やりたいことはあるか。それは本当にやりたいことか検討したか。まだ検討する余地はないか。
まだ君には知らない道が山ほどある。
お金の稼ぎ方はいくらでもある。
大事なのは、それを君が実現したいかどうかだ。
この3年間は努力の仕方、目標の見つけ方を身につけろ。そうすれば、やりたいことは常に溢れてくる。これがやりたい、あれがやりたい。思ったことはなんでもやれ。他人の目なんか気にするな。友の考えを尊重しろ。すごい発想だと褒め称えろ。自分ならどうだ。嬉しいだろ。
自分は1人しかいない。自分はすごい。自分を褒めろ。できなかったことよりできたことを数えろ。
それが全部できたのは自分だけだ。かっこいいじゃないか。
これから人生のマラソンを走るとき、周りにはたくさんの人がいる。ひとりでは疲れたとしても、励まし合って、補い合って、尊重しあって、そうやって互いに助け合って、走り続けていく。そのときの仲間を大切にしろ。
この3年間の仲間を大切にしろ。